AltenergysolutionsのMSCスプレンディダ乗船修行その3

<5月3日>本日は那覇に10時着。嬉しいことに『波の上ビーチ』の近所に作った新しいクルーズ桟橋である。この場所、少し歩けば繁華街の松山。国際大通りまでも徒歩圏内です。タクシーだって5分歩けばいくらでも流しを止められる。皆さん情報無いのだろう。フネの上から見たらクルーズターミナル前のタクシー乗り場に長い長い列が出来てますね。

那覇市内まで歩いて行ける便利な場所

那覇、果たして1時間経っても税関検査の長い長い列が出来てます。ここも完全にキャパシティ不足だ。基隆ですら税関員は歩いて出てくる人を目視チェックしているのみ。そらそうだ。観光のための下船です。荷物なんか持ってない。大阪の2日目なんか税関員が出てくる人を目視でチェックしているだけ。中国船ならともかく日本発着船だ。

ズラリと並んだ後の税関検査はキャパ不足で大渋滞

結局スムースに下船出来るまで1時間20分掛かりました。歩いて国際大通りまで行き、市場の近所にある一度も食べたことのない店を探る。市場の裏側あたりに寿司屋さんあったので入ってみた。結論からすれば大ハズレ! 沖縄って観光客を騙さない土地柄だと今まで思っていたが(こんな安くていいのか、と思うことばかり)、とんでもありませんでした。

やっと良い天気になりました

下が「ちらし」です。ちっさい升に握り寿司なら一貫くらいしかならないビンチョウマグロに、酢で締めた大衆魚。なぜかサーモン、カツオとエビ一切れ、玉子という盛りで980円。東京だってこんなちらしをランチ980円で出したら誰も食べない。味だって喰えないレベルでこそないが、平均以下。沖縄で何か食べてガッカリすることは無いと思ってたが、こんなのもあるのね。

マスそのものもちっさい。最低の店はここ

口直しに沖縄ソバ食べ、ブルーシールを食べて15時過ぎフネに戻る。それにしても国際大通りって毎度の如く賑わっている。ただ残念なことに今年の連休は天気に恵まれなかったそうな。寄港地としての那覇、新しいクルーズターミナルであれば好適だと思う。これで税関にもう少しインテリジェンスあれば素晴らしい。時代錯誤です。そしてハズれの店もある。

観光名所の国際大通り

16時過ぎ、次の寄港地である鹿児島に向け出港。本日、ドレスコードは2回目のフォーマルとなる。シャワー浴びそれなりのカッコして18時30分からのショーを見に行く。スプレンディダのショー、面白いかと言えば明確に「いいえ」です。何よりダンサーとシンガーがずっと同じ(ただ一生懸命なので毎日見た)。出し物も歌とダンスしかない。加えて子供向けでもなし。

天気良ければ子供はプール!

それでも日本人からすればこういったショーは珍しい。バレエやオペラとか、見ないでしょう。連日大入りです。拍手もしっかり出て盛り上げる。ウッチーも人気だし。このあたり、少しながら脱亜入欧の雰囲気を感じますね。晩ご飯は同じテーブルの人達と楽しく過ごす。22時くらいに終了。いろんな場所で行われてるライブやダンスを見てると、あっという間に日付変更を超えます。

ワインテイスティングセット。9,99ドル

<5月4日>10時過に種子島を眺め大隈半島の4G回線が入り始める。やがて薩摩富士と呼ばれる開聞岳を左手に見て錦江湾へ。桜島が大きくなってきたら新しく出来た鹿児島のクルーズターミナルです。大型船を付けられる施設ながら、繁華街まで遠い(天文館までタクシーだと2600~3000円)。フネ主催のシャトルバスは往復約2000円。割高でしょう!

クルーズ船誘致策の新しい桟橋

タクシー待ちも長蛇の列。しかも埠頭から出るのに大渋滞してる。とっとと諦め、30分ほど歩いて(1500m)市電の脇田駅まで行き、電車に乗り「鹿児島といえば天文館じゃっど!」。もちろん市電は大型船の人数を想定していないため(連結無しの1両)、乗れるまで2~3列車待ち。それでも30分くらいで天文館到着。どれだけ乗っても170円です。

むじゃきは大混雑。出直します

そして天文館に来たら『白熊』でしょう! 早速元祖『むじゃき』に行くと、オーマイガッ! トンデモナイほどの行列。1280円の白熊を座って食べるレストランも順番待ち。サクサク諦め、違うお店で白熊と黄熊。あまり混んでいないので、普通の味なんだと思う。さらに天文館でお約束キビナゴや和牛や黒豚、芋焼酎で”だれやめ”し、タクシーでフネに戻る。

鹿児島弁です

鹿児島寄港は14時着の21時発という短い時間ながら、5時間くらい鹿児島を楽しめました。また、鹿児島下船時も税関検査あり。2回ほど日本発着の外国船に乗ったけれど、その時は帰国時にしか税関検査行わず。なんとこの御時世に規制強化をしてるということ。那覇からパスポート無しで乗った日本人が鹿児島で税関検査などオタンコです。役人、ヒマなのか?

雨の日は屋内プールもあります

<5月5日>部屋は今までで1番厳しい修行である。クリスチャンなら皆さん嫌う13階なんてのはどうでもよい。ロケーションが最低です。プールデッキの下の階のため、写真の通り、目の前に視界を遮るほど長い長い”ひさし”がある。せっかくのバルコニーながら景観台無し! 安い料金レートじゃありません。同じベスト1クルーズで予約した人も同じような部屋らしい。

12階以下ならウルさくないし景観もよさそう

13階の上はプールデッキ。厳しいことに、プールサイドで走ったり踊ったりする人のドシンバタンが朝から夜まで響く(聞こえる)こと。昼間は絶えず誰かが走り回っていたり、写真のようにダンスレッスンや体操のプログラムあってドンドンやりっぱなし。スプレンディダの予約を入れると部屋番号出てくるが、13階の凹んだ部屋は最低だと覚悟しましょう。

私の部屋の上あたりでダンス!

またキャビンのTVが小さく、画質&音質共に酷いのなんの! しかも番組プログラムは壊滅的。映画も子供向けの番組も無し。日本発着なんだから、もう少し充実したプログラムを用意すべきだと思う。部屋の質感や使い勝手などは国際水準。少々ベッドの幅とシャワールームが狭い程度だ。仕事用デスクの面積タップリあり、毎日原稿書いてます。

こんな画質の悪くて小画面のTV、最近珍しい

食事のレベルは低め。「美味しい!」と思える食材が極めて少ない。「いいね!」を付けられるのはピザ(焼きたてが種類豊富。昼から深夜まで食べ放題)とチーズ、日本発着船に限るだろうが、味噌汁に入れるワカメのみ。その他は味付けが薄いかショッパイか。パスタはウドンの如し。無料コーヒーは苦いお湯。食のイタリアを期待するとウナリを上げる空振りになります。

見た感じは美味しそうながら‥‥

意地でも有料レストランにいかない主義のため(今回1回だけお昼を食べた )、相当飽きました。デザートも「いいね!」はレストランで1回だけメニューに乗ったティラミスのみ。ピザ好きなら天国だと思うが、私はデュラムセモリナ小麦がアレルギーだから食べられず。しくしく。毎日ジムで汗を流し、あまり食べなかったら痩せました。クルーズでダイエットも出来る。

無料レストランです

それでもクルーズ船は楽しいから困ったモンです。本日、やっと晴天。海も穏やか。「プールサイドで海風に吹かれながら」とか「バルコニーで海を見ながら」飲む冷たいビールは最高だ! 個人的にはショーやライブ演奏も大好物。毎晩思う存分楽しめるのだから申し分なし。本日は終日航海日ということもあり、ジムに行って汗かいてビール飲んで極楽の1日を過ごす。

<5月6日>6時前に横浜帰着。下船予定時間は10時15分。8時に部屋を出なければならないため、朝ご飯食べた後、しばし難民です。とりあえず14階のブッフェでコーヒー飲みながら原稿書き。大桟橋を見たら今日は飛鳥2とにっぽん丸という数少ない日本のクルーズ船が泊まっている。にっぽん丸、166m×2万2千総トンで小さい。ドイツやイタリアは大きいクルーズ船を持ってるのに!

いつもながら下船日は後ろ髪を引かれる。今回のようにハズレの部屋を割り振られ、日本の税関にさんざんイヤがらせされても、普段と全く違う華やかな日々は素晴らしい! 何より犯罪者だっていない極めて平和な空間なのだった。だってみんな遊びに来てますから。そういった意味じゃ「ハレの生活」なんだと思う。そして私はそういった「明るさ」や「楽しさ」が大好物だ。

下船の時、毎度のように「ああ終わっちゃったな。次はいつ乗れるかな」と思う。皆さんも欺されたと思ってクルーズ船に乗ってみて頂きたい。必ず「また乗りたい!」になるんじゃなかろうか。また、たいていのクルーズ会社は12歳未満無料。お子さんと乗るもよし、お孫さんと一緒に乗るもよし。ということで「ダメ部屋をアサインされない予約方法」を探してみます。<その1に戻る>

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ