「最近の自動車メディア、提灯記事が増えましたね」とよく言われます

いろんな人から「最近の自動車メディアは何でもホメるから参考にならない!」という意見を頂く。否定出来ません。私も「上手にホメるなぁ!」と感心するほど。なぜそうなるかといえば「忖度」だと思う。メディア側からすれば「悪いことを書かなければ良いこともあるんじゃなかろうか」(この場合、良いこととは広告や良いギャラの仕事)が入ると期待するのだろう。

確かにそういったオファーもあるのだろうけれど、期待しちゃダメだ。そもそも誰を見て記事書いてるのか忘れたら、ジャーナリズムじゃなくアドバタイジングになり読者の信頼を失う。メーカーに聞くと一部の輸入車インポーターを除けば「正しいことを書いて貰うのが一番だと考えています。クルマに対する愛があればですけど」。私が生き延びているのを見れば解るかと。

一方、メディアのあり方も変わりつつある。今までなら「発売されたクルマは全て紹介&試乗する」という方向だった。印刷物である雑誌の場合、様々な情報を載せた方が部数伸びるからだ。加えて関心の薄いモデルの記事を掲載しても、お金払って買った雑誌であれば読む。書き手だって「糠に釘」や「馬耳東風」という、書いても読んでくれない悲しい状況にならずに済む。

しかし! ネットの時代になって大きく様変わりした。気にならないクルマの記事など読んでくれません。無料で読めるのだから記事に対する情熱など無し。興味の無いクルマだと無視です。アクセス数としてハッキリ出る。人気A車が5万アクセスなのに、次にアップロードされた人気無しB車は500アクセスなんてことになる。となればB車の記事、コスパ取れず。

今週はアウディA7&A8の試乗会を軽井沢でやっている。一昔前なら迷うことなく乗りに行ったけれど、ネット配信の記事展開を考えたら時間とお金使って乗りに行く意味薄いです。そもそも良いクルマならCOTYの10ベストに残るし、売る方も「アピール出来たら売れる!」という自信持っているため特別な試乗会を行う。残らないクルマは「好きな人だけ買う」ということ。

実際、全てのクルマや技術をカバーすることなど出来ない。そこでどこかにボーダーラインを引かなくちゃならない。それを決めるのはメディアやジャーナリストという時代になりました。魅力無いクルマは記事が全く出なくなります。メディア側もメーカー側も新しい時代を迎えたということ。メディア側にとって直近の「踏み絵」はCR-Vとフォレスター、レクサスUXですね!

 

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