やはりテスラは特殊です。テスラの追突事故の続き

自動車メーカーは、付いている機能の安全性確保を真剣に考える。新しい技術を投入するなら、どういった使われ方をするかということまで想定し、危険な状況にならないよう対策してきた。私なども新しい技術を採用したクルマに乗る機会多いけれど、開発担当者と実車チェック&徹底的に論議したものです(最近は外部は無視し内部で安全確認を済ます企業も増えました)。

結果、例えばハンドルの連続したコントロールは、車速10km/h+αまでというのが自動車メーカーの世界的な縛りになっている。それ以上の速度でハンドルを連続コントロールすると、安全を担保出来ないからだ。そんな中、テスラだけ高速道路での連続ハンドル制御を行っており、テスラのWebサイトでもオートパイロットを先進技術としてアピールしてる。確かに楽です。

追突したテスラ・モデルXのユーザーもテスラから「連続してハンドル制御を行う半自動運転です」といわれ、将来自動運転が可能なるアップデートに備え100万円以上の追加センサーも付けたという(これらは現在機能していない)。こういった話を聞けば、当然ながらオートパイロットを試してみたくなることだろう。機能あれば使いたくなるのは当然だと思う。

一方、当然ながら半自動運転であっても事故の責任はドライバーにあります。ただ自動車の歴史を考えれば「キチンと運転していないドライバーが悪い」と言い切ってしまえるものだろうか。全ての自動車メーカーは、誰もが多少の判断ミスでコーナーにオーバースピードで進入したドライバーを助けようと、様々な安全策を講じてきた。だから自動車は安全になった。

もし普通の自動車メーカーがテスラのように半自動運転を市販するなら、間違いなくドライバーのミスも考えることだろう。例えば前を見てなかったり居眠り運転をしたら、注意喚起するか起こすか作動停止を行うなどの対応策を採用しない限り実用化しないハズ。間違いは誰にでもあるからだ。今回の件、警察がどう動くのか非常に興味深い。

単純に「スピードの出し過ぎでハンドルを切り損ねた」みたいな定型パターンでオシマイにするのだろうか? それでもEDR(テスラに付いているかどうかも不明)など分析し、本来なら稼働する機能はどうなっていたのかまで踏み込むだろうか? はたまた国民生活センターなど動くのか? このあたりでキッチリとした民意を作った方がいいと考えます。

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