クルマ好きのオタク化

WBCを見ていて「やっぱり文化がなくちゃアカン!」と強く思う。いやいや気持ちいいのなんの! 不景気でクサクサした気分もすっ飛ぶ。むしろ相手が気の毒になってしまうほど。東京ドームにきていたアウエィの韓国応援団が一緒にウェーブやってるのを見ると、韓国人の人の良さも解ります。やはり国際親善は文化交流が一番だと思う。なにしろあの場にいるの、皆さん野球好きですから。

自動車の文化も同じ。本来な
らクルマ好きは同じ言葉で話合えるハズ。なのになのに。最近顕著なの「オタク化」であります。A車が好きな人はA車しか評価しない。他のクルマに興味を持たないのだ。それだけじゃありません。A車を批判されると自分が批判されたように怒る。スーパーカー好きはスーパーカーにしか興味ない。レーシングドライバーはレースが好きなのであってクルマ好きじゃない、などなど。

この傾向、30歳代中頃より若いクルマ好きに顕著。以前書いた通り、現在38歳あたりを境に、そこから若い人たちって「クルマは悪者」という教育を受けてます。したがって「クルマ好き」になっちゃイケナイ、という観念が強いんだと思う。特定の車種なら「クルマ好き」でなく「A車が好き」みたいな言い訳も出来ますから。22〜38歳までの年代で「クルマなら何でも好き」という人は自動車メディアにとっちゃ宝物だ。

しかし! ここにきて若干変化が見られる。
38歳以上55歳以下(この年代はバイク免許の所有比率高い)のお父さんを持つ子供は案外クルマ好きなのだ。子供の頃からクルマ関係のイベントなどにも参加した経験を持つ。バイク免許の取得率もそう低くない(今はビッグスクーターに乗ってますけど)。とはいえこのままだとやはりクルマ好きになってくれないだろう。何が必要か? やっぱり文化だと思うのだ。

F1やWRCという従来型の競技じゃなくてもいいかもしれない。都市部で行われる電気自動車のレースなどいかがだろうか? 大型ショッピングモールに電動カート乗り場など作るのも面白いだろう。『サーキットの狼』や『バリバリ伝説』のような夢のある漫画や物語もいい。不景気から脱したら、新しい価値観の文化が必要だと思います。じゃないとクルマは家電製品と同
じになってしまう。

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6 Responses to “クルマ好きのオタク化”

  1. アミーゴ5号 より:

    世代の傾向は、思い当たる節が多々あります。このクルマは好きだけど、あとは眼中無しと言われるとさみしいですね。ヒット曲に「もっともっと特別なオンリーワン」という歌詞があるけど、歌では全部を認めた上でのオンリーワンなんですよね。やはり趣味や嗜好もそうありたいし、そちらの方が面白いです。
    そういえば、週末たまたま近所に欧州シビック(1800のガソリン)が止まっているのを、クルマ好きの長男が見つけてきました。一緒に見に行くと、たまたま40代のオーナーさんがいたので、話しかけてみました。
    依然はランエボに乗っていたこと、円高の最中に個人輸入したため400万かかったこと、取説や整備書が英語のため訳しながらいじっていること、日本の欧州シビックオーナーとネットで情報交換をしていること等、にこやかに教えてくれました。
    久しぶりに、ストライクゾーン(円高から英語、ネットや整備まで)の広いクルマ好きの方と話ができて楽しかったし、いろいろ勉強になりました。

  2. SUPER7 より:

    現時点で、自動車は白い家電製品と同じ扱いらしいです。
    そうなると、冷蔵庫を評価した雑誌が売れないように
    自動車の雑誌も売れません。
    もっとも、自動車雑誌のほうは、
    どの車の評価も同じように書いてる評論家が
    理由かもしれませんが・・・

  3. VC より:

    take your kids to car show!
    ですね!!

  4. バゴーン より:

    あくまで独断と偏見の域を出ませんが、クルマ文化の最大の敵はインターネットだと思われます。
    国沢さんの文章に、38歳くらいを境にクルマを悪者扱いするというようなことが書かれてました。この世代はちょうど20代前半の好奇心旺盛で、しかもある程度小遣いが自由になる時期に、ウィンドウズ95の洗礼を受けています。
    その結果、家にいながらにして、世界のあらゆる情報を把握できる、情報は実体験よりも優れるという幻想を刷り込まれているのです。どこかに出掛ければ新しい発見がある、環境の変化は自分を変えていくという意識が少し足りない気がします。
    「百聞は一見に如かず」ということがわかれば、またクルマ文化は復活すると思います。

  5. qhara より:

    そーいえばヲタクのメッカ秋葉では、以外とスポーツ系を多く見ます。これはバイクについても、アメリカンやビッグスクーターの割合が他の街と比べて低く、レプリカ・スポーツ系が多めな印象ですね。
    それに痛車もシルビアなどが多い印象があります。
    そう考えると、GTなどのゲームから実車に来るコアな層なのでしょうか。善し悪しは別として、若者への自動車文化の浸透という点からは見逃せない流れなのかもしれません。

  6. ZZMG より:

    家電は家電で奥深く面白いものですよ。
    『家電芸人』なんていうジャンルがあり

    俳優の細川茂樹も有名です。

    パソコンのサイトでは家電専門のページがあったり。

    家電の面白さの一つはここ数年IT化による進歩です。硬直した車世界より面白いともいえます。

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