コンパクトカーは海外生産へ

新年早々の1月5日からインドのニューデリーでモーターショーが開催される。これまでインドで新型車を発表するなどということなど無く、ほとんど話題にもならなかったショーと言ってよかろう。なのに! トヨタとホンダ、スズキはエントリーカーを出展するという。もしかしたら日産/ルノーも何か出展するかも。

ちなみにホンダが出展するコンパクトカーは、次世代の主力になる本当の意味でのエントリーカー(800〜1000ccの簡易構造車)でなく、以前からウワサされていた「フィットの下のカテゴリー」になる。軽自動車とフィットの間くらいに位置するモデルだと思えばよかろう。スペースユーティリティを追求したフィアット500のようなクルマか?

トヨタのコンパクトカーはダイハツが開発してきたモデルで、これまた欧州のAセグメント-(マイナス)といったイメージ。次期型パッソを簡素化したようなクルマになると思う。スズキはアルト派生のモデルでしょう。といった点から考えると、どれも計画通りという感じ。奇しくも皆さん同じような商品計画だったということ。乗り遅れたメーカーは厳しい?

もし次世代のエントリーカーがニューデリーで出てくる、ということなら万難排して見に行ったと思う。2011年は正月早々インドに向かわなければならないかもしれません。さて。ニューデリーで登場するコンパクトカー、衝突安全性などの関係で当面日本に導入されないだろう。やはり日米欧で販売しようとすると、軽量化すら難しい。

ただ興味深いのが日産だ。タイで次期型マーチを生産し、日本に持ってくる。このクルマ、設計時点から安全フル装備仕様と、アジア向けの価格コンシャス仕様を織り込んでいるハズ。遠くない将来、トヨタやホンダも、マーチのようなコンパクトカーを労働コストの低いアジア地域で生産し、日本で販売するようになるかもしれない。

本来ならコンパクトカーも日本で生産し、輸出すべき。けれど「トヨタの部品コスト30%カットはけしからん!」という意見が出るのを見ても解るけれど、もはや国内で安いクルマを作ることなど不可能になりつつある。コンパクトカーは全て海外の工場で作られるという事態になったら、日本の雇用は徹底的に厳しい状況になります。

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5 Responses to “コンパクトカーは海外生産へ”

  1. one-wineboy より:

    ホンダのライフとフィットのあいだをうめるモデル、非常に興味があります。日本国内にもいずれ投入するのでしょうか。価格の設定がむつかしそうです。
    あとMMCもコルトの弟分を3年以内に世界戦略車として―。なんてニュースが周期的に流れますが、期待(デヴューそのものが)できるんでしょうか!?とっても応援したい気持ちはあるのですが、心配です。
    それとインドでのワールド・プレミアってのはいいのと違いますか!?
    なんたって“ニュー・出る〜(ニューデリー)”ですもの
    スンマセ〜ン!!
    寒いのにさぶいギギャグ!!で___.

  2. samine より:

    問題は、労働コストに合わせてコンパクトカーを値上げすることを容認する程日本の市場のフトコロが大きくないというところにあるでしょう。
    近い将来、自分達の首を絞めないようにするためにも高い価格でも国産品を求めるべきではないでしょうか?
    ちなみに今の軽自動車は価格は高くても安い税金の御蔭で売れてます。軽自動車やコンパクトカーは同じメーカーの部品を世界中で共用したら価格も幾らか安くなりそうですけどね。インドなら軽自動車でも沢山売れるのでダイハツも進出して欲しいです。
    やはり自動車も地産地消を前提にすべきですね。でないと、いくら消費してもその国の経済は報われないのではないでしょうか?

  3. FIT より:

    工業技術立国・日本の地位が大幅に低下しています。日本で作った製品に引けを取らない製品が新興国でも作れるようになりました。一塊りの人がCADで設計すればどこでも製造できる・・そうなるるとコスト競争が激化します。今の我が国のデフレ現象は、国際的に高いコストを低減させようとする世界的な力による作用だと思っています。半導体や液晶テレビは完全にその波にのまれています。そして自動車にも忍びよってきました。ハイブリッド技術など先行している技術はありますが、これとていつまでも優位が確保できるか?疑問です。本気でコストを下げないと国際競争には勝てないと思います。
    日本は原点を見つめなおし、日本が得意な文化や食の安全性などに着目し、それを世界に広めることで、世界に貢献し存在感を確保するなどの構造的な変革が必要です。それと物質から精神の豊かさに幸せを感じるような生活に変えていくことも必要でしょう。
    私たち国民の意識改革なくして、この国の将来はないものだと思っています。

  4. まこと より:

    日産はかつて台湾産の車を販売していましたが、レートが変わると利益も変動して主力とは成らなかったと思います。
    中国もレートでどうとでも成る気がします。しょせん、中国は市場でしか無いとも思われます。下種の勘ぐりでは、暴動を故意に起こさせアメリカの国債を燃やすなんて荒業も起りえますから。

  5. yasuhiro より:

    どうもはじめましてm(__)m
    いつも楽しみに見させてもらっています。
    日本では安い車は作れないとのことですが、まだまだできると思います。私の会社もトヨタの部品を作っていますが、トヨタ関連の会社に行くまでに中間マージンをとっている会社が2社います。商社と某Pというメーカーです。設計はP社ですが、設計以外は基本何もしません。ですが、材料代まで含めて当社が納品したものをそのまま転送するだけで粗利50%を上げております。1日で6000以上もの数量を生産するのでとんでもない金額です。おそらくその他の部品でも同じようなものでしょう。当社の加工費(運賃等含む)はP社の粗利の1/8程です(T_T)。この手のブローカー会社がきっちり仕事をするか、直に生産会社(設計は自動車メーカーにて)と取引していけばまだまだコストダウンは出来ると思います。
    ちなみにP社の上記部署は稼ぎ頭らしいです・・・

www.militarycenter.com.ua/nabory-dlja-chistki-oruzhija.html

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