ハイヤーの運転手さんをひき殺した事故、珍しく捜査第1課が出てきた!

ハイヤーのドライバーをひき殺したということでタクシードライバーが殺人罪の容疑者として逮捕された。普通この手の事故は交通部の担当のため自動車運転過失致死傷罪か、危険運転致死傷罪になる。殺人罪になると刑事部の捜査第1課の担当。警察組織の中でも交通部(デタラメでも事故を処理すればOK)より圧倒的にレベル高いため、事故の真相は明らかになると思う。

昨日、原稿の合間にケーブルTV付けたらダーティハリーをやっていた。乱暴な捜査方法をしたということでハリー刑事は「しばらく交通部に行け!」と言われる。その他の刑事ドラマを見ても、ヘマしたら「交通部に行け!」。フランス映画の『TAXI』もそんなシーンありました。言われた刑事は一応に「ふざけるな!」という反応。どこの国でも交通部ってダメな存在か?

交通部、事故鑑定を見たって酷いモンです。そもそも事故おこした時の車速すらキチンと判定出来ない。吉澤ひとみ容疑者の事故一つ取っても、TVの解説で衝突速度をキチンと言えた鑑定士皆無。ブレーキ掛けている時間から速度出す、というムチャクチャぶりに情けなくなります(ブレーキ踏む強さや車種によって異なる)。それらしい数字を作ればOKということなんだろう。

交通部の事故処理ってこんな状況なんだと思う。四国のバスと白バイの事故なんか、100人が状況を聞いたら100人はバス運転手の責任だと思わない。鑑定士を見れば日常的に付き合いのある警察のカウンターパートのレベルが解る。死人に口なしの地で行くような話をよく聞く。もし捜査第1課のような能力持つと相手するなら、鑑定士だって気合い入れないと商売になりません。

タクシーの事故、本当にアクセルの踏み間違いの可能性だってあります。ただ最初から捜査第1課が出てきたとなれば、警察も故意の事故だという自信あるということなんだろう。本来なら大手メディアで後追い取材してくれればいいのだけれど(私らフリーランスだと門前払いで取材受けてくれない)、果たしてどんな状況だったのか? 再発防止の観点からも知りたいところ。

というか全ての交通事故に言えるコトながら「悪い奴はコイツ」という書類だけ作っていたんじゃ事故は無くならない。軽井沢のバス事故だって運転手の責任で終わってしまった。交通事故の再発防止の観点から優秀な人材を集め、欧米の航空事故調査機関のようなものを立ち上げるべきだと思う。交通事故でも死者は出る。せめて捜査第1課のような人材を回して欲しい。

 

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