フルラップ衝突、速度低くても未だ危険です

北海道で乗用車のトンネル手前の垂直な壁に衝突。2人亡くなるという事故が起きた。どんな場所か下のニュース動画を見て頂ければ解ると思う。車両の損傷度合いからすればそれほど大きくないのになぜ? と思うかも知れない。どっこい! 衝突安全性が大幅に向上した今でも、非常に厳しい衝突モードだったりする。60km/hでも死亡事故になる可能性出てくる。

自動車走行中に発生する事故の多くは、相手が車両だったりガードレールだったりする。今回のような「壁」というケースなど皆無に近い。道路を作る側もそのあたりをキッチリ認識しており、左側車線にはトンネル手前の壁に激突しないよう、ガードレールが設置されてます。したがって左側にハミ出したのなら、ガードレールに当たってハネ返されたろう(対向車居たらアブない)。

けれど右側にクルマが激突することは想定していなかった。結果、正真正銘フルラップ衝突になる。損傷具合からすれば、60km/h+αくらいで衝突していると思う。JNCAPの試験は55km/hで行っており(法規対応だと50km/h)、オフセット衝突の64km/hより大幅に低い速度。なぜ55km/hかといえば、64km/hと言う速度のフルラップに耐える構造は難しいからだ。

参考までに書いておくと、新世代のTNGAを採用した現行プリウスの場合、64km/hオフセット衝突させた時の頭部障害値(HIC)は運転席で324.7。1000を下回れば重篤なことにならない。これが55km/hのフルラップだと運転席で449.9に上がる。助手席は651.8になり、そろそろ危険水域。60km/hの衝突だと1000に近づくと思う。骨や筋肉の少ないお年よりだと厳しい。

参考までに書いておくと、輸入車は全般的にフルラップ衝突したら厳しい傾向。JNCAPのデータを見たら、2009年式のミニクーパーは55km/hフルラップで855.6という厳しい数字。座り方が悪かったりすれば、死亡事故になる可能性もある。今回の事故と同じ30プリウス(2009年式のデータ)のフルラップ464.7よりはるかに大きい。通勤コースに壁があるような皆さんは御注意を!

 

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