プリウス騒動収まらず

トヨタがプリウスのブレーキ抜けについての会見を行った。今回の症状を「ハイブリッド車のクセ」というのは多少無理ある。しかも自動車会社のナンバー2がブレーキの踏み方のコーチをするなんて自動車の歴史じゃ皆無かと。対応済みの制御ユニットやソフトがあるなら、既納車も可及的速やかに対応したらいい。

今回はメディア対応&ユーザー対応が上手じゃなかったと思う。ちなみにディーラーは素早く動き始めており、私の担当セールス氏からもクルマの状況の問い合わせあった。ディーラーの実力のあるトヨタ店やトヨペット店は大きな騒ぎになることも無かろう。アフターサービスのノウハウが少ないネッツ店あたりはドタバタするかもしれません。

それより問題はアメリカだ。向こうのTVニュース見ると、もはやトヨタ叩き一色という感じ。クルマ社会のお国柄とあって、トップニュースからしてトヨタである。15分以上に渡って取り上げているチャンネルも少なくないから驚く。今のところアクセルで盛り上がっているけれど、やがてプリウスも俎上に上がってくることだろう。

トヨタはこの騒動をどこまで大きくしたいのだろうか? それとも本当に解決策が解っていないのだろうか? 最近のトヨタを見ていると、貿易摩擦で大バッシングを受けた1980年代前半のような企業姿勢になってしまった感じ。決算の黒字化という明るいニュースなんかすっ飛んでしまってます。

と心配していたら、深夜、アメリカから「ニーツァがプリウスのブレーキの件について正式調査を開始した」というニュース。最も恐れていた二の矢である。これでトヨタの評価が決定的に落ちるようなことにならなければいいけれど。どうやらトヨタの役員の話と違い、ヌーミーの件は決着していなかったようだ。

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18 Responses to “プリウス騒動収まらず”

  1. lucky より:

    いつも拝見させて頂いています。
    潰れそうだったアメリカメーカーの車も、大量在庫処分が終わって、生産も始まっていますが、ほとんどがやはり大排気量の車両が多い為、現在はまた日本・韓国の車が売れてます。
    アメリカ人は、日本・韓国に基地が有る為に、とても格下に見てます。日本メーカーの次に韓国メーカーかもしれません?
    トヨタの詰めの余さもありますが。私は、アメリカ国内メーカーの保護策にしか見れません。
    本題プリウスでした。やはりずば抜けた技術の結晶と思います、安全に操るのは人間です、だから楽しさもあると思います。

  2. 菅井 より:

    プリウスのブレーキの件、まだリコールについては検討中の様ですが、公になるまえに先に対応策を講じてるって事は、これってリコール隠しではないのですか?

  3. いひゅもん より:

    確かに大トヨタとしても厳しい状況でこのプリウスのブレーキの問題までリコールの対象になりそうな成り行きですね。米国は政治や経営戦略になると権謀術数は当たり前ですが、個人レベルになると人の良い単純な国民が多いので、リベラル派に限らず出来るだけ多くのマスコミ報道も上手く利用して簡単明確な説明や対策を発表し、米国内に”過失を反省している良い人”を印象付けることも一手と思いますがトヨタに出来るかなあ?
     これらの件に関しての日本のマスコミは少しまともな記事に変りつつあるようですが、トヨタも例えば全国紙の一面見開き広告などでマスコミでの記事の不備不足を補ったり説明したりすることも必要ではないでしょうか。今回の朝青龍の引退問題でも判るように、多くのマスコミ報道は必然的にも”マッチポンプ”になりやすいけれど正面切って対決するのはリスクが大き過ぎるので、逆に利用すればいいと思うのですがねえ!!
    トヨタは膨大なCM料を払っているので、マスコミもトヨタ叩きは出来ないと聞いていたのですがどうなのでしょう?
     喜んでいるのはHV車への取り組みが遅れている英米の自動車メーカーやそこに関連する政治家・団体・マネーゲーム屋etcで本来の正常な経済・政治活動を阻害していると思われるのですが、つけこまれない用心が常に必要なのでしょう。
    世界超一流企業なのですから。

  4. KJ より:

    残念ながら私の西海岸の職場でもこの話題は持ちきりで、大部分の人は今回のガスペダルの改修方法に懐疑的で、電気系統のバグではないかと考えている人が結構居ます。
    また最近同僚で日本に帰国する予定の人がおり、帰国に伴う売却を行おうとしたところ、リコール車種でないに関わらず、買い手がつかない状況だそうです。
    これらは個々の事象で、全体の状況を示していないかもしれませんが、以前の日本での三菱のように結構大きな傷を残すことになるかもと感じています。
    また80年代とは異なって韓国勢などの猛追がある今は、痛恨の一撃でしょうね。
    自分としては、今回の件が日本全体に暗い気持ちをもたらすものでないよう祈るばかりですが。。。

  5. アミーゴ5号 より:

    トヨタのプリウス会見をニュースで見ました。
    こういうトヨタは初めて見た気がします。
    勝手な想像ですが、初代プリウスでもリコールに至らない小さい変更や改修が行われていたように思います。でもそこは全く新しい温暖化技術だから、国も社会もユーザーも大事に育ててきたのでしょう。問題視するよりも完成度を上げるようなコンセンサスが暗黙のうちにあったのだと思います。またトヨタも販売店さんも真摯に対応していたのでしょう。
    一方新型プリウスは、もはや世界戦略車になりました。トヨタは販売世界一にもなった。この大不況下にあって、他のメーカーや国からは、驚異です。(特にアメリカは、可愛さ余って憎さ百倍、状態でしょう)
    世の中が、頑張れトヨタから、打倒トヨタに変わったのに、トヨタは従来の意識が抜けていないように感じました。
    会見での重役の役人のような答弁から感じたのは、トヨタは今までどおり頑張ります。だから皆も今までどおり許してね。という意識だけでした。
    奥田前社長なら、こんなことには絶対にしないしさせないのに、と感じます。
    トヨタは本気でヤバいし、病根は深いかもしれない、と感じました。

  6. Jamira より:

     正月に、某刈谷のTOYOTA関連会社の知り合いと食事をした時に、最近のTOYOTAは、社内抗争にあけくれていて、方針がすぐに変わってしまうし、監査ばかりで、仕事がすすまん、と嘆いていました。
     社内体制が変わるといつも暫くはこんな調子だと言っておりましたが、今回は社長が変わったのもあってか、特にきびしい?らしく、社内のグループで、派閥抗争みたいになっており、開発費低減の為、と言う号令の元に、他グループのかつての開発内容の失点を、血眼になって探しているのが現状で、いったい何をやっているんだか、と言っておりました。
     F1も結局、継続派と元から懐疑的なグループとの間で、会社としての方針が決らずに、結論が延びてしまい、結局やるやると言っておきながら、最終戦が終わったらいきなりの撤退と言う、世間の評判を落とすのに、最も良いタイミングでの撤退となりました。
     今回のアクセルペダルの問題、プリウスのブレーキの問題、これらは、TOYOTA叩きだ、アメリカ政府の陰謀だ、といろいろ言われていますが、なんだか、対応は後手に回っているし、社長は出てこんしで、社内抗争にあけくれて何も決らないTOYOTAの、今の状態を良く現しているような気がします。

  7. GAMERA より:

    こんにちわ、トヨタ(グループ)の敵となりうるのは何もアメリカ(政府+国民)だけとは限りません。 国内の下請け企業や各分野の仕入れ先に無理を通り越して無茶を要求することも日常茶飯事。
    国内のそういった立場に置かれる企業・人々から買っている
    恨みつらみは極めて多いと思います。
    本来ならば、こんな時こそトヨタを助けろ!とばかりにサポートしてくれそうなものですが今のトヨタにそんな義理は感じていない人は多いのです。
    まあ何れにせよ自業自得な感じと受け止めています、個人的には。

  8. 小林 英弘 より:

    私は楽観主義車なので、トヨタは今回の件で結構なダメージを受けるが無事切り抜けるだろうと思ってます。なぜならプリウスみたいなクルマ、いまだにトヨタしか作れませんから。ベンツSクラスハイブリッドなんて茶番もいいトコロです。大体ベンツの一番高いクルマの燃費がちょっと良くなったからって「一体誰が買うの?」でしょう? アレを「やっぱりベンツは凄い!」なんてベタ誉めしてるドイツ車至上主義の一部評論家の思考回路には付いて行けません(笑)。アメリカ人達にも「散々ウダウダ言ってるけどアンタの国で同じクルマ作れるの?」と言いたいです(笑)。…それより菅井さんが指摘されてる事の方が気になりますね。「リコール隠し」となれば話は全く別ですから。その点についてはキッチリハッキリ嘘偽りなく正直に誠実に対応して欲しいですね。もし意図的に隔してたのが事実なら「すみません。隔してました」と素直に認めて受けるべき処分はキチンと受けて欲しいですね。それが大企業の責任だと思いますので。

  9. 今のトヨタはやっぱりおかしいでしょう。
    私は実体験として、隠蔽と騙しにあいましたが、
    中の人達がおかしくなっているとしか思えません。

  10. 小役人 より:

    今回の問題でやや売上が減少するのでしょうが、深刻なダメージにはならないのではないでしょうか。
    楽観的過ぎるのかもしれませんが、やはりTOYOTA方式の高効率で複雑なハイブリッドシステム&制御技術は、米国メーカーはもちろん、なんちゃってハイブリッドしか作れないHONDAやドイツメーカーを含め、他社には現段階で逆立ちしても作りえない高度なものだと思っています。
    結局は高度な技術は再評価・見直され、マイナートラブルを過剰に攻撃したことは見透かされて、営業的にもそう深刻な影響とはならないのでは・・・と思っています。
    プリウスはバックオーダーもあって、たとえ感情的な不買の影響で売上が落ちても、本当に欲しい人の納車が早まるという効果が・・。また、株価も現在の水準はバーゲンプライスで・・・と、悪いことばかりではないようにも感じます。

  11. 3rdCarはEP82 より:

    こんばんは。
    トヨタの件。
    以前も、書いたことがあるような気がしておりますが、やはり、トヨタは、危機管理が甘いと思います。
    三菱や雪印と同じレベルの対応です。
    そのうち、役員が、『私も寝ていないんだ!』なんて言わないでしょうかね。
    松下(現在のパナソニック)が、とても良い対応をしていたのと大違いです。
    しかし、担当部署は、そういう勉強をしていないのでしょうか。
    何事にも、完璧はありませんので、問題があったときの対応で、価値が決まるはずです。
    とても情けなく、そして残念です。

  12. 阪神ファン より:

    ブレーキが利かなくなるような状況、ブレーキがきかない、衝突事故を起こした、などなど様々な表現で報道されており一体何が真実なのかわからないように思います。過去、三菱車だけ炎上しているかのような報道やトヨタグループの株価が下がった(トヨタ以外でも多数の会社株価は下がっています)とか、何の根拠も示さず、めちゃめちゃとしか思えません。マスコミには、きちんと整理して真実を報道してもらいたいです。現状ではリコール=悪という意味に取れるのではないかと思います。当然、取り方によっては人それぞれでしょうけど・・。

  13. fan より:

    車本体の問題から少しずつ、トヨタの企業姿勢への批判に移ってきている様に感じます。
    確かに後手後手の対応と見えるかもしれませんが、通常の苦情に対する対応を行っているのを、アメリカ側の過剰報道によって、あたかもトヨタが悪い対応をしているように見えるのではないでしょうか。
    なぜなら、フォードもフェージョンハイブリッドのブレーキ不具合による制御ソフトウエアの更新を発表したにも関わらず、トヨタの様に批判されないのは何故なんでしょうか。フォードでは許されて、何故トヨタの対応はリコール隠しとまで言われてしまうのか理解でません。
    アクセルペダル問題でも自動車メーカーが生産販売を中止するなんて対応が過去にあったでしょうか。三菱の時だってそんなことまではしなかった。アメリカ政府の要求に応えてここまで踏み込んだ対応をしていても批判されてしまう。そして、それがまた話題を呼んで話がどんどん大きくなってしまう。
    例えばフォードならばアクセルペダルの件もリコール対応しなくても良い内容なのに、トヨタにはアメリカ政府が強く迫った。しかし、トヨタは従来の判断基準に照らし合わせて拒み揉めてしまった。それをまた、ラフード運輸長官がトヨタが不誠実な対応をしたと批判し、オバマ大統領は「大統領は運輸長官の仕事に満足している」と擁護する。
    まるで、強引に迫って揉めさせて「不誠実」と批判し、トヨタバッシングのスパイラルを作り出していると思えてしまう。
    もしリコールをする度に社長が発表しなければいけないなら、日産のゴーンさんもホンダの伊藤さんも毎回記者会見をしなければなりません。
    トヨタには障害者の方を積極的に雇用する専門企業で「トヨタループス」という会社があります。トヨタ本体も従来から障害をお持ちの方を雇用していましたが、障害をお持ちの方がより働きやすい環境で、より多くの方が働く喜びを得られる様にする為に設立したのです。
    もし、本当にトヨタの内部が腐っているのならば、「トヨタループス」の様な会社を設立したでしょうか。利益だけを追求するならばそんなことしませんよ。イメージアップに利用したいのならば、もっと宣伝してます。でも、そんなことトヨタはしていませんよね。
    下請けにコスト30%削減を通達したのは本当に厳しいことだけれど、国沢さんも以前書いていた様にホンダでは安い中国製部品をフィットに20%弱採用していて、トヨタだって中国から調達すれば簡単なんでしょう。でも、それじゃ日本が空洞化してしまう。だから、部品メーカーと一緒に協力して力を合わせてコスト削減に頑張っているんじゃないかな。日本の工場が無くなってしまえば30%削減どころか100%削減になってしまう。
    トヨタには悪い所もあるだろうけど、いい所も沢山あるんじゃないかな。

  14. 麿 より:

    米在住ですが、この件で今まで米国トヨタが地道に行ってきていた善行?の数々(米国人を雇用したり、税金払ったり、議員に取り入ったり、官学及び地元コミュニティへの金銭的貢献)等から培ってきた良いイメージはきっと忘れられ、品質が悪く不良品を装備した欠陥車を抜け抜けと売り、故障・不祥事は発覚するまで直隠しにするという、悪いイメージがつきそうですね。私はトヨタ好きではないですが、今回一連の後手後手対応には「らしくない」と驚いております。本件、政府レベルの干渉が無ければ、タイガーの浮気の時みたいに色々茶々入れられて、洗いざらい解決まで徹底的に米メディアに叩かれるような気がします。示談で揉み消しってのも不可っていうかもうありえませんねそれ。でもこれで殿様商売から脱却して頂き、顧客が不安なく乗れる上質な車を下で支える人たちを大事にしながら提供頂ければなと思います。

  15. HT より:

    最近はテレビや新聞での報道でも、よくブレーキやプリウスの問題が取り上げられていますが、
    もう「トヨタの体質が悪かったんだ」というまとめになっているような気がします。
    ある意味ちょっとトヨタが可哀想です。

  16. エスピー より:

    ブレーキ抜けの件、本日、ディーラーでプログラムの書き換えを行なってきました。ちょうど、雪が降っていたため、ブレーキのいろいろな踏み方で試してみました。通常のエンジン車と同じ感覚でききますし、ABSも働きます。対策前とは雲泥の違いです。欠陥かどうか素人がいえませんが、ほとんどの人が現在も不具合の車を走らせています。一日でも一時間でも早く対策が行われるべきでしょう。トヨタの対応はやはり遅すぎます。書き換えは30分もかかりません。今回の件、もう少しやりようがあったように思います。トヨタの経営判断は素人からみてもレベル低すぎます。もう少し社会的責任を感じてほしいです。

  17. hiro_miura より:

    昨日仕事で行った那須、ファミレスで時間待ちの間に聞いた家族連れの会話。
    「いやープリウス買わなくてよかったよ。ブレーキ効かなくてとまんないんじゃ、危なくて乗れないじゃん」
    「ほんとそうだねー」
    ……。情報を自分で集めたり、分析したりしない普通の生活者にとって、案外これくらいが平均的なの反応なのかもしれません。不勉強なマスコミもですけど、トヨタの対応のまずさがここまでの風評被害(?)を生む。でも、きっとそれがわかってないから、あんな対応を続けてるんでしょうねえ。
    一連の騒動で「ハイブリッド、環境にやさしいプリウス」のグッドイメージ、かなりダメージ受けてますけど、それがどれくらい深刻なことか、トヨタはわかってるんでしょうか? わかってないんだろうなあ。

  18. ニッポンの技術者 より:

    いろんな意見があって、なるほどと思います。
    大きな視点で見れば、いままで熱エネルギーとして大気に放出していた運動エネルギーを回生して再利用するという素晴らしい技術の実用化の過程にあるのですから、致命的でないある程度の問題は起きると思います。大切なのは、問題が起きてからの早急な対応です、現地現物でマーケットをよく知っているはずのトヨタがここまで対応が遅れたのは、予想外?にプリウスが売れ、現在の経済状況下で、無視できない位置づけとなってしまったからかもしれませんね。
    市場からのフィードバックでここまで高品質の車を作り上げてきたトヨタの原点に立ち戻って、今回の問題を払拭してもらいたいですね。米国政府に車作りをあきらめさせるまでがんばってもらいたいと思います。

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