日本EVフェスティバル2009

昨日行われた『EVフェスティバル』(日本EVクラブ主催)にEV開発の最先端にいる技術者が勢揃いしていた。これ幸いと最新のバッテリー情報を
チェックしてきたので紹介したい。まず性能&期待度共に世界TOPのポジションにあるのは、皆さん「日産とNECで開発中のラミネートタイプ」だという。

順調に立ち上がり、EV5万台分の生産を行うようになればコスト的にも「1kWhあたり5万円」(2011年末)というレベルに到達するだろうと言われていた。ちなみに現時点で世界最高の市販リチウムイオンバッテリーを作っているのは、サンヨー。1kWhあたり15万円前後と高いものの「買える高性能バッテリー」として世界唯一の存在。

i−MiEVのバッテリーであるGSユアサは性能面で実用化できているものの、
コストダウンで高い高い壁を越えなければならない模様。というのも来年度の販売目標である5千台を達成できていない(現時点で受注1500台。安価な日産リーフも出てくる)。このままだとバッテリーのコストダウンができず、他に切り替える可能性もある。

トヨタとパナソニックで開発していたニッケル正極のリチウムイオンバッテリーは、完全に諦めたというウワサ。やはり最後まで安全性に苦しんだことだろう。パナソ
ニックの傘下に入ったサンヨーの技術でマンガン正極のリチウムイオンバッテリーを作り、2011年あたりから量産に入ると思われる(プラグインハイブリッド用です)。

東芝のSCiBバッテリーは、自動車用として使おうとすると特性的に厳しいのだという。バッテリーにもエンジンと同じく様々な特性が存在する。素材レベルから変えないと難しいか? 今のところ採用を前提に考えている日本の自動車メーカーは無いよう
だ。こうなればハイブリッド車用に特化するなど、新しい展開を考えたらいい。

海外のバッテリーメーカーはど
うか? 話題のBYD(中国)だけれど、ほぼ全員が「当面はダメだと思う」(中国の国民性を考えれば絶対出来ない、と言い切る人も居ました)。量販リチウムイオンバッテリーの製造管理は猛烈に厳しく、そいつをクリアできないのだという。韓国勢についちゃこれまた皆さん「作れる可能性はある」。

いろいろな話を総合すると「性能の良いプラグインハイブリッドが出てくるとピュアEVの売れ行きが伸び悩むだろう。そしたら2013年くらいには大
量生産を想定して動き始めている日産NECのリチウムイオンバッテリーが余る可能性出てくる。1kWhあたり7万円くらいで市販すれば、このバッテリーがスタンダードになる」。

トヨタやホンダについちゃ独自でバッテリーを調達可能。それ以外のメーカーは日産NECのバッテリーを買えばいい、ということでしょうか。そうそう。EVのエンジン音については全員「情けない。オタンコにもほどがある!」と冷笑してました。

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2 Responses to “日本EVフェスティバル2009”

  1. 小川敏正 より:

    リチウム空気電池の研究開発に関連した情報は何か有りませんでしょうか?現時点でこちらに期待するのはまだ夢物語に過ぎないのでしょうか?

  2. ヤン より:

    品質管理と国民性なんか関係ありませんね。日本だって品質のいいモノ作れたのはここ数十年の話ではありませんか。独自な設計理念できた歴史はもっと短いですしね。

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