電気トラック=風船爆弾

日経Webが報じる所によれば、国交省は電気トラックを開発しようとしているという。なんだそれ? 電池はエネルギー密度低いため、電気”乗用車”でも連続高速走行は不向き。リーフの場合、アウトバーンで140km/h走行したら、航続30分&70kmといったところ。逆に渋滞でチョロチョロ走るなら、8時間&160kmだって不可能じゃない。

トラックはアウトバーンの全開走行と同じく、常時フル出力に近い使われ方をする。フル積載で箱根のような長い峠越えしようとすれば、莫大な容量のバッテリーが必要。しかも下り坂で回生したら猛烈な電力を発生するため、
充電は追いつかないだろう。電池寿命も落ちるし。我が国は第二次世界大戦時もトンデモない兵器を大量に考えた。そいつを思い出す。

トラックで使うなら燃料電池しかあるまい。燃料電池は常時フルパワーで使っている方が電位差少ないため長持ちする。100kW(136馬力)くらいのスタックを
基本とし、普通免許(総重量5トン未満)なら1個。中型や路線バスであれば2個。大型と高速バスは3個くらい搭載すればよろしい。燃料コスト安いためスタック1個500万円くらいになれば実用化可能。

近所を走るトラックは天然ガスを液化したGTL燃料でも何ら問題なし。ディーゼルエンジ
ンがそのまま使える上、排気ガスだってクリーン。おそらく役人のアタマの中身を覗くと「電気はECO」と書いてある紙が一杯入ってるんだと思う。役人じゃなくても妄信的に「電気=ECO」と考えている人は少なくないかと。電気って石油の完全互換エネルギーじゃない。

クダランこと考えているなら、トットとGTLをクルマに使えるよう動いて欲しい。大量生産によって軽油と同等以下の価格になるし、安定供給だってメドがつく。しかも軽油よりク
リーンなので排気ガスの後処理装置のコストも大幅に下げられる。といったことを役人に期待しちゃいけませんな。「国民の不満が爆発するまで役人の言いなり」が我が国の歴史ですから。

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16 Responses to “電気トラック=風船爆弾”

  1. かず より:

    高速道路に電子レンジみたいな方法いわゆるマイクロ波で、常時電気を路側帯から電気トラックに送電する実験の延長の話でしょうかね〜。
    詳細はわかりませんが、そんな研究してるそうです。
    一応可能らしく、
    充電を走行中に出来るみたいな事なので、高速道路で電欠にならないみたいな話です。
    あと、パナソニックもパソコン用電池を頑張って売り込むようです。
    パナソニック、パソコン電池をEVに転用
    と日経に昨日出てましたね。
    価格競争にパナソニックがどこまで頑張れるか勝負所です。
    横浜の元町の商店街にある立体駐車場で充電出来るそうです。
    駐車スペース脇のケーブルを自動車に差し込むだけで充電出来て、
    充電代は駐車場を運営する商店街が充電の料金も負担するそうです。
    ちなみに4台分の駐車スペースで、2時間の充電で20〜40キロメートルの走行が可能な装着です。
    あと、知り合いの方が教習所経営されていて、この間リーフ20台納車したそうです。
    体験教習ならリーフのれるかな〜。

  2. EV より:

    国沢さんにリーフが納車されたら冷酷な判断が下されると思う。
    リーフは商品として成立しないと。電気自動車は毎日100kmを配送する軽か出前配達のバイクしか実用に供しない。それもやはり国沢さんが指摘してる、燃焼式暖房を備えないと冬季は従業員が健康を害する。
    プラグインHVに対して完敗するでしょう。ゴーンがこの責任をとるかで日産の運命がきまります。

  3. tonpochi より:

    トラックに燃料電池車を導入するというのはナイスアイデアです。今、世界で走っている全自動車を燃料電池車に置き換えることは不可能です。そこで優先順位を考えると、トラックから導入するというのは一番いいのではないでしょうか。
    コンビニにネットショッピング・・トラック無しでは成り立ちません。ここをクリーンにすることは環境に最も良いと思います。
    水素ガスは、石炭からコークスを製造する工程で副産物として大量に発生するらしいです。(下記URL参照)
    水素を作る為に、新たにエネルギーを消費するのではなく鉄を作る上での副産物である水素を利用するのですからかなりエコになります。
    今、北九州市では工場が供給する水素をパイプラインで住宅地域に導き、燃料電池を使って発電する「水素タウンプロジェクト」を手掛けているそうです。
    水素パイプラインと聞くとちょと怖い気がしますが、パイプラインを通る水素にはシクロヘキセンでにおいを付けて送出し、燃料電池車に供給する前にそれを取り除いてやる方法をとるらしいです。
    一製鐵所でどのくらいの水素を供給できるのか解りませんが、全国の製鐵所で発生した水素を燃料電池トラックに使用するようになればCo2削減効果はかなり進むでしょう。
    参考URL:

  4. さね より:

    もう話を聞くと、終わってますね役人て…。我が国日本はあまりにもイメージだけのエコが浸透しすぎな気がします。ジャーナリズムの人々にも責任は若干ありますよね。プリウスから始まりの電池=エコとか、CVTは素晴らしい滑らかな加速、燃費抜群とか、 電気自動車はCO2排出ゼロエミッションで今すぐ電気自動車に乗る時代が来た!とか今までの内燃機関はもう古い。 電池つまなきゃ車としちゃ駄目っぽいようないいまわしとか… そろそろ役人だけでなく、ジャーナリズムが立ち上がらないと国民は立ち上がらないと思います。 経済から国益や国民の利益などから真剣に報道してほしいです。

  5. ゲイン より:

    物流用の電気トラックですか。なんか国民の反感買いにくそうな分野で無駄遣いしようとしてますね。そんな国民の税金を食い物にする役人を排除するのが、一番環境にいいです。(精神的に)
    そんな役人は尖閣諸島に島流しにして、近代文明を享受した人間は文明なしで生きていけるかサバイバルエコライフを体当たりで実現して欲しいですね。中国への牽制にもなりますから、一石二鳥の策じゃないでしょうか。

  6. CVCC より:

    燃料電池のトラック、いいですね。
    価格の問題はありますが、これからのガソリン自動車の後継は、
    まずはプラグインハイブリットで、将来的には燃料電池車ということになっていきそうですね。
    例のブログを読んだりすると、リーフは実用性があるとは到底言えない代物のようですね…
    日産は、プラグインハイブリットの目処も立っていないようですし、燃料電池車の目処も立っていないよう(隠し玉でもあるのでしょうか?)です。
    ハイブリット車は、何を考えてるのか、大型セダンに載せてしまい、20km/lすら達成出来ていません。
    大型セダンならプラグインの方がいいと思いますし、1モーター式ハイブリットは、トヨタ式より軽いハイブリットシステムなのでしょうから、ジュークあたりに登載して、24km/l〜30km/lあたり(もっといけるかもしれません)で出してもよかったのに…と思います。
    一体、カルロスゴーンは何をやっているんでしょうか?
    なんだか日産だけが次世代車の方向性を見誤っているような気がします。
    リチウムイオン電池がありますが、別に安いわけではありませんし、それを使ってガソリン車に代わりうる傑作車を出したわけでもありません…
    トヨタは40km/l越えるハイブリットや、プラグインが控えています。
    ホンダは高価ながらも燃料電池車を実用化してますし、大型車にはプラグインや2モーター式ハイブリットが控えています。
    フィットベースのEVも準備されています。
    三菱もAWDのプラグインSUVが控えています。
    マツダは、ガソリンエンジンでの低燃費車を準備中です。
    日産の出遅れ感が目立つ気がします。
    それとも、他社からOEMすればいいと思っているのでしょうかね…
    ゴーン氏は、コストカッター(大規模なリストラや、工場閉鎖、無駄な開発費はかけないでOEM供給してもらう)としては、日産の再建に大きく寄与しましたが、未来に向けての先見性や投資の姿勢はいまいちな気がします。

  7. COLT より:

    風船爆弾の話、中学の時に国語の授業で聞きました。その原理を聞いて教室が大爆笑でした。
    その先生いわく「な、おもろいやろ。戦争は悲惨な話ばっかりとちゃうで。軍の幹部はクラブ活動みたいに楽しんでたんとちゃうか。」
    国交省の役人はクラブ活動のように電気トラックを提唱してさぞかし楽しいのでしょう。しかしそれに巻き込まれる庶民はタマッタもんじゃありません。
    電気トラックの運転手はカミカゼ特攻隊か?

  8. たいすけ より:

    つい先日、大分でも走るリーフ発見!初めて走る初代プリウス見た時より感動でした!…ミーブはすれ違っても静かなアイやなあで終わっている可能性ありですから。
    個人的には現在片道約29㌔うち半分が高速道使用して通勤中。昨今のガソリン高騰でしがない勤め人は会社支給の交通費が手出しです。愛車は四発ターボの軽。約14㌔L。
    この夏発売のダイハツのエコな軽に期待しています。

  9. G35X より:

    電気トラック? 持ち運びできるエネルギー量から見ても、その入れ物の重量から見てもメリットはないですね! 小型の配達用バンなら実用になるかも… 基地に充電器を備えせいぜい50キロほどのルートを一回りしてくるなら10キロワット時ほどの電池で賄えるでしょう。充電時間も短くてすむので、午前中に一回りし、昼食時に充電、午後にあと一回りといった運用ならできるのではないでしょうか? その昔、吉祥寺の駅前タクシーが「タマ」という電気自動車であったことがあります。客を乗せ行って帰ってくるのにせいぜい5キロから10キロほどだったでしょうから実運用できたのですね。駅前のタクシー溜まり場にジージー音を立てている充電器があったのを覚えています。

  10. nobu より:

    こう言う書き込みに、個性の無さが良く出ています。
    前回の東モで日産ブースで聞いた話です。
    日産は政府とコラボで、路面電車方式を目指しているそうです。
    つまり、電話の子機みたいな非接触の充電器を張り巡らせ送電しながら走らせる。
    都内の配送車両では、実用性十分です。

  11. シン・レオ より:

    電気トラックとは、現実的とは思えませんね!(燃料電池なら良いかもしれませんが…)
    無線での送電方式というのは、走行コースが限定される路線バスのようなものでないと無理じゃないでしょうか。
    そこらじゅうに送電用の電線等を敷設するコストを考えると、それを国民の税金で負担するのはやめてもらいたいです。それなら普通の電気自動車用の急速充電スタンドをもっとたくさん設置するべきでしょう。
    それに、電磁波の人体に与える悪影響を考えたら(特に妊婦さん)、無線方式は絶対に反対です!

  12. nobu より:

    誘導電流と言うのが有りまして。
    パスモとかスイカに使われている技術です。
    大きいのは、路面電車です。
    送電線とパンタグラフの無い路面電車がこの方式です。
    電気を平行した電線の片方に流すともう片方の電線にも流れると言う現象を応用した技術です。
    ある程度のバッテリーを搭載すれば、電線を埋めるだけで(路面電車のノウハウ)設置できます。
    高速道路でも利用は可能。大型車はハイブリットと併用すれば(通常ディーゼルで動き、高速時は電気のみ)十分実用出来そうですけど。

  13. とある群馬の富士重症 より:

    ポルシェがニュル24で使っていた
    フライホイール・バッテリーはダメなんでしょうか?
    あれなら大きなエネルギーでも回生できますし、
    急速な充電もできると思うのですが。
    遥か昔、電気エネルギーではなく、
    巨大なフライホイールの動力エネルギーを直接使ったバスが試験的に運用された事があって、
    それは実用的ではありませんでしたが・・
    ある程度走る距離が決まってて、低速で走るバスなら十分使えるんじゃないんでしょうか。

  14. れいぶん より:

    私もトラックにEVは早過ぎるんじゃないか? と思ったのですが、米国では公的機関に既に納品されているようですね。
    (トラックと言っても大型ではないようです)
    外国がやるから日本も、というのでは疑問符がつくものの、研究はすべきなのでは?




  15. ぼろん より:

    電気トラック、なかなか難しいのではないでしょうか?
    現状ではエネルギー容積が小さいので、電池をたくさん積む必要があるでしょうが、そうすると積載量が取れなくなってしまいます。
    数キロ単位で、とはいいませんが、如何に積載を多く取るか?で鎬を削って居る業界に、エコなんだからこっちにして、と言われても、論点が違うから噛み合わないですよね。
    それと充電時間もネックですよね。動かしてナンボなのに何時間も充電で動けないなんて。CNG車がそうでした。充填するのに30分もかかっちゃ、効率悪くてしようが無い、とよく言われたもんです。
    代替燃料のGTLは面白いと思います。使い勝手が現状と変わりませんし。

  16. nobu より:

    流石は国沢親分。
    素早い、回答ありがとうございます。
    現時点で高い、だからと言って実用にならないとは、親分らしくない。
    未来の技術で良いのでは?
    ハイブリット・電気自動車もこんなもんでしたよ最初は。
    でも、取材と回答ありがとう御座います。

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