被災者に日常を

昨日の続きを。誰だって慣れないことや訓練していないことをやらされたら出来ない。けれどいつもと同じことなら出来る。被災地で物資を配っている役人はダメな人間じゃなくて慣れていないだけです。実際、多くの被災者を受け入れている埼玉県など見ると、役所が多いに頑張ってる。

避難所の運営を上手に行っており、ホスピタリティも素晴らしい。幼児の遊び相手や勉強を教える避難所まで出てきた。もちろん食糧に代表される物資不足も無し。ただこうなると次の段階に進むことを考えなければならないだろう。原発近辺から移動してきた人達は、下を見て数年戻れないと思う。

だったら1日でも早く避難所から出られる”道”を作らないとならない。具体的に言うと、中野のうなぎ屋は1名なら狭いながら部屋と食事と難しくない仕事を本日から提供出来ます。こういう環境、私だけじゃないと思う。1万件あれば、とりあえず1万人が避難所生活から抜けられるワケ。

ということで埼玉県の役所に勤めている知り合いに聞いてみた。すると「求人はこれからという感じです。とりあえず聞いてみます」とのこと。おそらく仕事の斡旋をしたら役所にも責任が発生することを危惧しているんだと思う。避難所に掲示板など作ってもらい、そこに求人情報を貼るだけでいい。

被災した人にとって最も必要とされるのが「普通の毎日」。避難所で楽しく過ごすことじゃない。求人情報が掲示板に貼ってあるだけで希望湧く。これも待ったなし。早く動いてくれると嬉しいです。被災者のニーズは日を追う毎に変わっていく。そいつを早い段階でキャッチしていかないとダメ。これまた臨機応変さが必要。

毎日放射線量のチェックをしていて気になったことなど。福島市は風向きが変わっても3マイクロシーベルト/h台の放射線量が続く。おそらく計測地点の土地&建物から出ていると思われる。どんな場所で計っているのだろう? この場所に24時間滞在すると胸のレントゲン撮影2枚分。

計測器の近くの土地や建物から出ている放射線なら無責任な情報だと思う。いろんな意味で広範なデータが必要。そもそも放射線量の高い場所なのに(すなわち重点的にチェックしなければならない)、どんな場所かも解らない1カ所の数値だけ一方的に出す意図がわからないです。

そうそう。昨日からプッツマイスターが1台加わっているようだ。この件、記者クラブに入っている大手メディアしか情報を得られないけれど、なぜか警察や自衛隊の活躍しか報道しない。三重県の中央建設は自分に責任のない原発事故ながら頑張っている。こういった人達の頑張りこそ報道すべきだと考えます。 

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2 Responses to “被災者に日常を”

  1. ゲイン改め下澤 淳(シモザワジュン) より:

    今朝のテレビで気仙沼の被災者に物資を届けるのにヤマト運輸(クロネコヤマト)がボランティアで協力と報じてました。国の対応が遅いから企業の利益より困っている国民の為に行動できるヤマト運輸は偉いと思いました。
    私は最初の被災地に消防士を派遣ぐらいまでは、国の対応を評価してましたが、その後が非常に遅く、不十分であると感じています。正直なるべく国のお金を遣わない対策に思えます。
    ただ私自身たいして身銭切るような支援をしていません。義援金も早く効果的なものも分かりません。国沢さんを本物のジャーナリストと信じてますので、国沢さんの活動に金銭的に協力したいです。
    匿名にこだわる理由もないので、これからは実名で書きます。私自身に特別な技術があればよいのですが、南国暮らしの自分が東北では役にたたないでしょう。国沢さんには多くの書き込みを採用して頂き感謝しています。
    また話を戻しますが、自分や家族が被災したヤマト運輸の社員が、「気持ちを届けたい。」と語ってました。私も気持ちを届けたいし、応援したいと思います。口座番号をメールして下さい。

  2. kanbutan より:

      確かにNPOやボランティアはよくメディアでも紹介されてますが、こうした民間企業の活躍は全くといって良い程出てきませんね。 NHKも民放も夫々の都合があるのでしょうか。 NHKは宣伝になってしまうとか民放はスポンサーに縛られるとか。 それこそ喝 !
      いわき市の続報ですが場所によって全く違ってますね。 別の同僚の話ではまだ電気も水も駄目なところもあり、未だ連絡が取れない親戚や友達もいるそうです。 前に記した羨ましがられた同僚もガソリンや食料等はやはりまだ駄目だそうです。
      御大も御存知のトマト屋さんですが、こちらもご他聞に漏れず風評被害で酷い状態になっています。 茨城産というだけで全く売れない状況だそうです。 原発事故前は都内のデパートやスーパーに出荷していたそうですが、今は出荷自粛を余儀なくされているそうです。
      3月18日(金)に行なわれた県北産のトマトの放射性物質の分析結果は以下の通りです。
    暫定基準値
    放射性ヨウ素   2000シーベルト
    放射性セシウム 500シーベルト
    県北産トマト
    放射性ヨウ素   14シーベルト
    放射性セシウム   1シーベルト
    全く何と言う事かですね。 非常に微量な値です。これでも販売出来ないのですから。 品物は一杯ありますよ。 まだ時期が少々早いので甘さがちょっと本来の旨い時より落ちると思いますが何、その辺のスーパーで売っているものとは別物の旨さです。 私自身はトマト屋さんの回し者ではありませんが興味のある方は下記までどうぞ。
    JA茨城ひたち北茨城トマト部会
    TEL/EAX 0293-43-4886 

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